Dorico を iPad で

楽譜をもっともっと身近に。Steinberg の新世代楽譜作成ソフトウェアが、iPad アプリになりました。
作曲家やアレンジャー、楽器奏者、教師や生徒 - Dorico for iPad はさまざまな音楽家が必要とする楽譜を、美しく手軽に作成し、印刷や共有、音源再生、読譜にも対応した理想のアプリです。

快適な操作

もしあなたが既に macOS 版や Windows 版の Dorico に慣れていれば、Dorico iPad 版はすぐに扱えることでしょう。アプリケーションは外観もフィーリングも同じまま、タッチデバイス向けに最適化されています。もし USB や Bluetooth 接続の MIDI キーボード(鍵盤)をお持ちなら、音符のステップ入力やリアルタイム入力を行え、また Magic Keyboard などの外部キーボードをお持ちなら、macOS 版とほぼ共通のショートカットを使って高速入力が可能です。また iPad だけでも、オンスクリーンのピアノキーボードや、コンテキストメニューから快適に操作ができます。

用途に合わせて拡張

Dorico は無償で使用でき、1人または2人の編成(ソロギター、歌とピアノなど)の楽譜を作成できます。無償の Steinberg ID に登録すれば、編成を4人まで増やせ、弦楽四重奏などのアンサンブル、ソプラノ/アルト/テナー/バスのコーラスにも対応します。さらに大編成の作曲やアレンジを行うには、サブスクリプション購入によって、編成の制限が解除され、プロジェクトの楽譜要素の外観を微調整できる浄書モードも使用可能になります。そして、macOS や Windows 版の Dorico Pro を使えば、同じプロジェクトを引き継いでさらに高度な編集も行えます。

リアルに再生

内蔵のインストゥルメントやエフェクトのライブラリーと、Cubasis と同等の高性能オーディオエンジンを用いて、Dorico for iPad は標準仕様でもすばらしい音色でプロジェクトを再生することができます。また、オプションでお気に入りの Audio Unit プラグインの拡張も可能。さらに、Dorico for iPad ではタッチ操作に最適化されたピアノロールとベロシティ、CC データエディターを搭載し、これまでにない素早く滑らかな操作で再生モードを楽しめます。

簡単に共有

プロジェクトが完成すれば、AirPrint 対応のプリンターで直接印刷したり、PDF やオーディオファイルを書き出して iPad の他のアプリで利用することも、AirDrop で他のデバイスと共有することも簡単です。また、作品に最後の仕上げを macOS や Windows 版のDorico で行いたいときも、プロジェクトファイルはコンピューター版と互換性があるため、プロジェクトを iCloud Drive や Dropbox に保存すれば、デスクトップやラップトップで開けます。

Dorico for iPad の主な機能

Keyboard Panel

音符を入力できるマルチタッチのキーボードパネル。鍵盤の幅や音域を好みに合わせて自由に調整できます。

読譜モード

演奏時に直接 iPad を楽譜として使用できるモード。編集ツールを隠して表示に特化し、画面のタップや Bluetooth フットペダルでページめくりが可能です。

Drum Pad

ドラムセットやその他の無音程打楽器を入力できるマルチタッチのドラムパッド。入力している楽器に応じて自動的に割り当てられます。

記譜モードの Key Editor

記譜モードでの下部パネルで Key Editor を開くと、楽譜表示とピアノロール表示の両方を同時に見ることができ、ベロシティと MIDI コントローラーデータを編集することが可能です。

チュートリアル

Dorico の基本的な使い方を紹介するチュートリアル(英語)を付属。

MIDI 入力

USB / Bluetooth 接続 MIDI キーボードを使ってステップやリアルタイム入力が可能。インテリジェントなマルチボイスの採譜エンジンが威力を発揮します。

高性能オーディオエンジン

Steinberg の DAW アプリ、Cubasis と共通のオーディオエンジンを搭載。音色とエフェクトも豊富に搭載しています。

Audio Unit 対応

アプリ内課金のサブスクリプションにより、サードパーティ製 Audio Unit プラグインにも対応します。

macOS / Windows 版との互換性

iPad 版で作成したプロジェクトは macOS / Windows 版 Dorico でも開け、その逆も可能です。好きなデバイスから作業することができます。