リモートレコーディングを次のステージへ

新しいビデオ共有機能により、VST Connect Pro 5 は映像と音のリモートワークフローにも大きな進化をもたらします。フィルムスコアリング、吹き替えなど、インターネットを通して世界中からのさまざまな用途に対応できます。

VST Connect Pro 5.5: リモート ADR に対応

演者が国のどこにいても、また違う大陸にいても、これからはもう関係ありません。新しい VST Connect は、ダビングや吹き替え録音を、安定した回線さえあれば世界中のどこからも可能にします。これは Nuendo の ADR テイカー機能と理想のコンビネーションです。VST Connect は自動的に Nuendo ADR システムの設定を反映し、リモートセッションのため、より詳細にオプション設定することができます。VST Connect は Nuendo の充実した ADR 機能と融合し、リップシンクやビデオ再生、カウンター、スワイプオプション、ビデオストリーム管理、リハーサルなどをリモート環境でも行えます。また、声優がモニターする要素(バックグラウンド、FX、音楽、会話など)も、マトリックスで柔軟に設定可能です。何よりも、VST Connect セッションを行うにあたって、タレント側は複雑な DAW を扱う必要がありません。無償の VST Connect Performer アプリケーションがあれば、パフォーマー側での仕事はすべてまかなうことができます。
* Nuendo 10.3.10 / 11.0.20 以降が必要です。

リモートへのビデオファイルストリーミング

VST Connect Pro 5 ならば Cubase や Nuendo のビデオトラックからリモート側の VST Connect Performer にビデオを送信することができ、リモート側のアーティストはこの映像に同期したパフォーマンスが可能です。画面には Cubase / Nuendo プロジェクトのタイムコード、時間、小節、拍も表示します。
* Apple ProRes ビデオには非対応

リモート側でのローカルビデオ同期再生

インターネットのバンド幅をオーディオにより多く割り当てたい場合は、リモート側でビデオファイルをダウンロードし、ホスト側の Cubase / Nuendo プロジェクトと正確に同期させた状態で VST Connect Performer 上で映像を再生することができます。ビデオの同期再生もホストエンジニア側の VST Connect Pro から制御できる上、通信にはオーディオを優先させることが可能です。
* Avid DNxHD および Apple ProRes ビデオには非対応

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