Post-Production

最高のポストプロダクション環境を

Nuendo はポストプロダクションに最高のソリューションを提示します。映画、TV、コマーシャル、コーポレートムービーなどさまざまなシチュエーションに応じてあなたのワークフローを高め、重要な作業に集中できるように面倒な工程を自動化します。プロジェクトの下準備からデータの読み込み、ダイアログ編集、サウンドデザイン、ミックスから納品まで、また作曲や ADR、リコンフォームが必要な場合も、Nuendo はそのすべてに最高の機能を完備しています。
― 以下は主に海外の映画製作に基づいたワークフローです ―

データ読み込みと準備

他のソフトウェアからのデータ読み込みでは、エラーなど予期しない問題が発生しがちです。このため Nuendo の AAF ファイル対応は主要なノンリニア編集システムの互換性を維持するだけでなく、常に改良を重ねています。また Nuendo はさまざまなビデオコーデックやフォーマットに広く対応し、送られるビデオファイルに統一性がない場合も柔軟に対応できます。強力な検索機能を備えたフィールドレコーダーインポート機能により、ロケ収録での同録ファイルもプロジェクトに容易に合わせることができます。この他、オリジナルの音声データをプロジェクト内に安全に保てるよう、指定したオーディオデータに対する操作の無効化を行うことも可能です。

ダイアログ編集

ダイアログ編集はポストプロダクションにおける最も重要な業務のひとつです。ショートカットの割り当てからマクロ設定、詳細なクリップ編集からマルチチャンネルのグループ編集、またオーディオアライメント、詳細なフェード編集、極めて柔軟なオフラインプロセシングなど、Nuendo は考えうるあらゆるタスクを効率的にこなします。オーディオエフェクトやプロセッサーも充実し、外部のエディターもスムーズに統合。複数イベントの一括処理や、数千ものクリップやトラックの整理にも秀でています。Nuendo が備える機能は、編集時間の短縮だけでなく現場での問題回避にも役立ち、あなたの業務を助けてくれます。

音楽制作

映画や TV 番組の MA ミックスには音楽も大きな位置を占めます。世界最高の音楽制作 DAW のひとつである Cubase と共通のコードを持つ Nuendo は、Cubase の音楽制作機能のすべてを備えています。抜群の作曲、録音、MIDI 機能と、膨大なサウンド、ループ、プリセット、インストゥルメント、ライブラリー、エフェクトを搭載し、無数のサードパーティ製 VST プラグインにも対応した Nuendo が、サウンドトラックに活躍しないわけはありません。また Cubase で制作したプロジェクトを読み込み、その他のポストプロダクション要素と統合することも可能です。

サウンドデザイン

豊富なサウンドエフェクトと革新的な VST プラグインを備えた Nuendo は、サウンドデザイナーにとって夢のようなプラットフォームです。統合されたファイルマネージングシステム MediaBay は、無数のサウンドコンテンツからプロジェクトにぴったりのサウンドを素早く簡単に検索可能に。サンプラートラック、Randomizer、VoiceDesigner は既存のオーディオから新たなバリエーションを瞬時に生成します。ダイレクトオフラインプロセシングとインプレイスレンダリングを活用すれば、MixConsole を用いたミキシングがより効率的になります。また、もし新たなビデオカットが突然届いたとしても、ReConforming により変更点を管理できるため、必要な作業をすぐにピックアップすることが可能です。

ADR(オートマチックダイアログリプレースメント)

ADR 、いわゆるアテレコも、ポストプロダクションで頻度の高い作業です。言語吹き替え、アニメと声優の声の同期、ロケ録音の差し替えなど、どんなタスクにおいても Nuendo の ADR 機能は作業時間を節約し、エンジニアの負担を減らしてくれます。Nuendo はダイアログ情報を記載した CSV マーカーの読み書きに対応し、外部ビデオエディターとの連携もスムーズ。マーカーで適宜場面を選択し、複数のテイクを一つのバッチ処理の中で録音することもできます。ADR パネルからは録音プロセスを直接コントロールでき、リハーサル / 録音 / レビュー の3つのモードと、プリ / ポストレコード機能を備えつつ、声優、レコーディングエンジニア、エディターのためのモニタリングマトリックスも完備しています。フォーリー(効果音)のスポッティングや録音も効率的に行え、完了した ADR セッションは、AAF プロジェクトとして書き出すことが可能です。

プロジェクトのマージ

メディアマネージメント機能の充実した Nuendo では、プロジェクトの統合も簡単に行えます。Nuendo はトラックアーカイブの読み書き、他のプロジェクトからのマルチチャンネルステムやトラックの読み込み、ADM ファイルの読み込み、またプロジェクト同士でのコピー&ペーストに対応し、メディアファイルを含んだプロジェクト全体のバックアップも可能です。大規模なプロジェクトでは、使わないトラックの非表示や無効化によって作業画面やリソースを整理しつつ、素材や作業の成果を安全にキープすることができます。またフォルダートラック、トラックやイベント単位のカラー機能により、プロジェクト全体や重要なパートの視認性にも優れ、サイクルマーカーにより特定のパッセージや作業箇所へのアクセスも快適です。

ミックス、ステム / マスター納品

Nuendo は先進のミキシング機能とパワフルなオートメーションシステムを搭載しています。サラウンド及びイマーシブ制作環境も充実。Anymix Pro サラウンドパンナーに加え、VST Multipanner は Dolby Atmos 9.1 や 7.1.4 ミキシング、5.1、7.1 から最大 22.2 までのサラウンドから Auro 3-D まで対応します。豊富な IR データを含むコンボリューションリバーブ、チャンネルストリップ、EQ など100以上のプロクオリティのプラグインを搭載し、ラウドネストラック、ラウドネスメーターも完備しています。また、サイクルマーカーに基づく複数のステム書き出しや、言語に応じたマルチチャンネルやマスターの書き出しも可能です。

ダビングステージへの書き出し

もしミキシングを次のシステムに渡すときは、Nuendo はステムミックスやマルチチャンネル、マルチモノラル、AAF フォーマットなどでそれまでの成果物を書き出すことができます。Dolby Atmos プリミックスの作成も容易であり、チャンネルエフェクトやオートメーション、オフラインプロセスによるレンダリングも可能です。また、Nuendo の柔軟な命名規則とキューシート書き出し機能(後日対応)により、次の作業のために整理した状態でファイルを書き出すことができます。